ノーベル平和賞を受賞した修道女マザー・テレサの活動の軌跡を追った1986年製作のドキュメンタリー。疫病と飢饉に苦しむカルカッタや戦禍のレバノンなどを訪れた5年間の記録を映し出すとともに、彼女の人生を振り返り、世界中の尊敬を集めるようになるまでの経過を描いていく。ナレーションを担当するのは名優リチャード・アッテンボロー。マザー・テレサ没後10周年を記念した2007年、「マザー・テレサ・メモリアル」と題して、04年製作のドキュメンタリー「母なるひとの言葉」とともにデジタル復刻版がリバイバル公開される。